私は30歳になるまで、仕事を楽しいと思ったことはありません。
嫌だ、働きたくない、辞めたいと思いながらも、生活のために仕方なく働き続けていました。
同時期に入社した人と、よく比べられました「彼はできるのに、なぜ和田君はできないのだろう」と。
これ相当凹みます。
言われたことをイヤイヤやり続ける毎日。
頑張ったことと言えば、周りの目を盗んでスマホをいじってサボることでした。
そんな毎日は嫌に決まっています。
結果的に精神的に崩れて、29歳で仕事を辞め、そのまま無趣味、童貞、無職、引きこもり、ニート、鬱、アル中、30歳になりました。
やらされている仕事ほどつまらないものはない
やらされている仕事には、興味もやりがいも少なく、やる気が起きにくいものです。
私は30年間、仕事とはつまらないものだと思い続けてきました。
当時の私と同じことを考えている人は非常に多いことでしょう。
これは、多くの人間が抱えるテーマでもあります。
できる限り、イヤだと思う仕事をイヤイヤ続けたくはないはずです。
では、どうすれば働きやすい環境を作れるのでしょうか。
働きやすい環境の4つの条件
人間関係が良い
職場での人間関係が良好だと、ストレスが大幅に軽減されます。
最低限、自分からの歩み寄りも大切になってくるでしょう。
逆に、人間関係が悪すぎた場合、一種の「詰み状態」だと言えるでしょう。
創意工夫の余地がある
自分の考えた内容が結果に繋がる仕事では、やりがいを感じやすいです。
よく言われる「主体性」とは、創意工夫の余地があって初めて発揮されるというのが私の見解です。
創意工夫の余地がある仕事環境では、自分のアイデアを試し、それが成功したときの達成感や充実感を味わうことができます。
特に手軽に簡単に行える創意工夫は、時間短縮のためにはどうすれば良いのか、というものです。
時間短縮をする事は、特に権限も持っていないアルバイトだとしても出来るのではないでしょうか。
仕事を創意工夫をして改善していくゲームだと思えば、意外と楽しくなるものです。
自分の適性と合う仕事である
適性に合った仕事を任されることで、成果を出しやすくなります。
例えば、私はファミレスの仕事が出来ません。
苦手どころか、複数の人から話しかけられる仕事をすると、本当に何も出来ない無能となってしまうのです。
ですが、一人で黙々と行う仕事なら得意です。
自分の適性を知るためには、実際に転職をしてみたり、性格診断テストを受けるのが役立つでしょう。
個人的におすすめなのは、ビッグファイブテストという性格診断テストです。
自分が嫌だと思う仕事をやりたいと思う人が存在する
意外と信じられない話かもしれませんが、私が嫌だと思った仕事を「やりたい」と思う人は存在します。
もちろん、あなたが嫌だと思った仕事も「やりたい」と思う人が存在するのです。
自分が嫌だと思ったり、不得意だと思っている事を無理やり続ける必要は無いと言えるでしょう。
他者に貢献していると思える仕事である
他者に貢献していると思える仕事であるかどうかは重要です。
いえ、そもそも他者に貢献していない仕事など、無いと言ってもよいでしょう。
騙しや犯罪などを除けば、全て他者の役に立っている仕事だと言えるでしょう。
働いているあなたは、他者の役にたっているのです。
働きやすい環境の見つけ方
働きやすい環境を見つけるためには、まず自分自身の適性や興味をしっかりと理解し、それに合った仕事や職場を探すことが重要です。適性が分かれば、自分に合った仕事を見つける手助けになります。
働きやすい環境を築くことで、仕事に対する考え方が変わり、日々の生活にもポジティブな影響を与えることができるでしょう。
仕事に対するネガティブな感情を持っている人は少なくありません。
しかし、働きやすい環境を見つけることで、前向きに捉えることができます。
人間関係が良好で、創意工夫の余地があり、適性に合った仕事で、他者に貢献していると感じられる職場を目指しましょう。
この4つの条件を満たすことで、仕事は単なる義務から、やりがいと満足感を得られるものになるでしょう。
自己再発見の11STEP、その10、イヤイヤ仕事をするのを止めて働きやすい環境に飛び込んでみる
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