私は30歳になるまで、まともに人間関係を作らず、仕事も適当でした。
無趣味・童貞・無職・引きこもり・ニート・鬱・アル中・30歳と言う状態を乗り越えて再就職した私は、例えば「仕事ぐらいちゃんとやろう」と、人間以下だった時から比べると、ほんの少しだけ人間に近づく事が出来たのでは無いかと思います。
私は、明確に人生が良い方向に変化していきました。
今考えても、その理由は明白です。
相手に意見を受け入れさせる最強の裏技
私は、数少ない一人の友人に多大な影響を受けていたのです。
私と接点を取り続けてくれた友人に、私は信頼感を覚えたのです。
私は、友人の意見を自然と受け入れさせられていました。
相手に意見を受け入れさせる最強の裏技とは「信頼を得る事」です。
次に、私が心から愛している言葉を書かせていただきます。
人が意見を受け入れるかは、その意見がどれだけ正しいかではなく、意見を言った人をどれだけ信頼しているかで決める
私が心から愛している言葉を、読んでいただけたでしょうか。
意味が分からない人もいるかもしれませんが、今一度読んでいただきたい言葉です。
あなたも他人から意見を受け入れた経験が、今までの人生で何度もあったことでしょう。
思い返してみると、信頼や権威によって意見を受け入れた回数が非常に多いはずです。
例えば、病院に行った時、医師の言葉に従うのは、白衣の権威とその知識・技術を信頼しているからです。診察結果を受け入れるのは、その医師を信頼しているからなのです。
人は意見の正しさ以上に、相手を信頼しているかで意見を受け入れるかを決めています。
私は、全ての人間が意見を受け入れる理由を知れば、世界が平和になると本当に信じています。
理由は明白です。
信頼とは、歩み寄りから始まるからです。
もしあなたが誰かに意見を受け入れてほしいのであれば、歩み寄りが必要になる、という事になります。
世の中には、自分の意見を一方的に押し付ける人がいますが、そのような人を信頼することは難しいでしょう。
なぜなら、どれだけ意見が正しくても、意見を一方的に押し付けてくる人の事を信頼する事は無いからです。
感情的に怒ったり、説教をしたり、暴力を振るったりしても、信頼は生まれません。
したがって、他人に意見を受け入れてもらうためには、まず相手に信頼されることが必要です。
信頼は歩み寄りから始まります。歩み寄りとは、すなわち「相手を理解すること」です。相手の立場や気持ちを理解し、共感することで信頼が生まれます。
意見を受け入れてもらうための最強の方法は、相手との信頼関係を築くことです。信頼があれば、意見を受け入れてもらえる可能性が高まるでしょう。
そのためには、相手を理解し、歩み寄る姿勢を持つことが不可欠です。
「正しい意見で論破をする事は、意見を受け入れる方法じゃないか」と思う人もいるかもしれません。
ここは明確に否定します。
論破で意見を受け入れる人は、論破する人を信頼しているのです。
ほとんどの場合、論破されたら腹が立つことになります。
腹が立つ相手を信頼する事は無いでしょう。
意見を受け入れてもらうのに、論破は必要無いのです。
相手を理解する事に注力する
信頼とは相手を理解し、相手が喜ぶ事を行い、相手の意見を尊重することから始まります。
相手の話を聞く
相手の話を遮らず、真剣に耳を傾けるスキルの事を「傾聴」と言います。
相手が何を考え、何を感じているのかを理解するためには、傾聴する事が重要です。
共感を示す
相手の感情や意見に共感することで、信頼関係を築くことができます。
共感の言葉をかけることで、相手は自分の意見や感情が認められたと感じます。
柔軟性を持つ
相手の意見を取り入れる柔軟性を持つことです。
相手の視点を尊重することで、より建設的な対話が可能になります。
信頼を築くための小さな行動
信頼は小さな行動の積み重ねで築かれます。約束を守る、時間を守る、誠実であるといった基本的な行動が信頼の基盤となります。
あなたにとって大切な人にだけ行えば良い
相手に意見を受け入れてもらうためには、相手を理解し、信頼を築くことが必要になりますが、別にすべての人から信頼を受ける努力をする必要はありません。
なぜなら、合わない人は存在するからです。
ぜひ大切な相手と信頼関係を築き上げていきましょう。
信頼関係が築かれると、相手は自然とあなたの意見を受け入れるようになります。
信頼を得るためには、相手を理解し、共感し、柔軟に対応することが重要です。
人生において他人と良好な関係を築くためには、意見の正しさよりも信頼の重要性を認識することが必要です。
信頼は時間をかけて築くものであり、その基盤となるのは相手を理解し、尊重することです。これを実践することで、より良い人間関係を築き、意見を受け入れてもらうことができるでしょう。
自己再発見の11STEP、その7、人が意見を受け入れるかは、その意見がどれだけ正しいかではなく、意見を言った人をどれだけ信頼しているかで決める
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