仕事を辞め、絶望していた頃は人生がつまらないものだと感じていました。
そんな30歳を過ぎてから4か月ほど経ったある日のことです。
私は職業訓練校に通っていました。
以前とは違い、職業訓練校の人たちとは、良好なコミュニケーションを取れていたと思っています。
クラスの一人には、毎日2時間読書をしているという人がいて、私はその人から影響を受けました。
職業訓練校の帰りに読書をしてみたのです。
読書を習慣化することで得たもの
自分は人から見られていないとサボってしまうことがあると感じたので、ガストに行き、店員に監視される形で読書をすることにしました。
「色々あったけど、最近結構人生楽しくなってきたな」
などと、読書をしながら考えていました。
読書がもたらした気づき
私は、もしかしたらとんでもないことに気付いてしまったのかもしれないと思いました。
なぜなら「読書して、行動したら、結果が出る。最近この繰り返しだ」と思ったからです。
今までの人生では、ありえない好転なのです。
そして、私の中での衝撃の結論が生まれてしまうのです。
「もしかして、人生って、やるか、やらないか、それだけなんじゃないか?」
私はこの考えを手繰り寄せました。
30歳を過ぎて、たった数か月の経験をしただけの無職は
「人生とは、やるか、やらないか、ただそれだけだった」
という結論に至ってしまったのです。。
人生を変えた衝撃
雷が落ちたような衝撃を受けた、この2015年8月25日の17時の出来事を、今でも忘れません。
この時から、私は大きな自信と行動力を身に着けることになったのです。
他人との価値観の違い
私はこの思いに至ったことを素晴らしいことだと感じ、最近あまり会わなくなった知人と話をしました。
自分が変わったことの説明や、読書の推奨などをしてしまったのです。
もちろん、結果的にはよく思われませんでした。
今考えたら当然です。
相手からしたら、マウントを取られたような気持ちになっていたのかもしれません。
考え方や思想の話は、ある一定以上の信頼関係を構築した相手以外にすることはあまりおすすめしません。
そもそも考え方とは、他人に強制するものではないのです。
言ってしまえば、傲慢だと言えるでしょう。
私は、自分が成長し、自信を得たことで喜びを感じていましたが、他人への接し方についても学ばなければならないことに気付きました。
謙虚さが必要である
行動することで成果が出るという実感は、私にさらなる自信を与えました。
ですが、傲慢な態度を取ってしまった私は、態度を改めようと思いました。
私は、自分が成し遂げたことを誇るのではなく、他人の意見や価値観も尊重する必要があると感じました。
人それぞれの人生のペースがあり、それを認めることこそが本当の成長であると思ったのです。
自分の変化を受け入れ、他人を尊重する
自分がどれほど成長しても、その成長は他人と比べるものではなく、自分自身との戦いであるということです。
読書を通じて得た知識や気づきを自分の中で消化し、自分の行動に反映させることこそが重要なのです。
私は、他人と比較するのではなく、自分自身を見つめ直し、日々の行動を続けることを決意しました。
そして、誰かに自分の考えを押し付けるのではなく、相手の話に耳を傾け、共感し、理解する姿勢を持つことを心がけるようになりました。
人生は、やるかやらないか、ただそれだけかもしれません。しかし、それをどうやってやるか、どうやって自分を磨くか、そして他人とどう関わるかが、人生を豊かにする鍵なのだと感じています。
この教訓を胸に、私はこれからも成長し続け、自分の道を歩んでいきたいと思います。
自己再発見の11STEP、その11、人生は、やるか、やらないかで決まる
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